脳梗塞の片麻痺による肩の痛みと武術の関節技

今回の記事は、脳梗塞後の麻痺側の肩の痛みに、
武術の関節技が役に立ったと言うお話です。

片麻痺で筋肉が強く緊張し、筋力低下している患者さんに関節技かけた??

と思われたかもしれませんが、確かにほぼ関節技です。

片麻痺の方がどういう状況か、またその関節技みたいな治療とは、
と言うことについて書いてまいります。

治療の経緯

患者さんは70代前半の女性。
8ヶ月前に脳梗塞を発症。
すぐに入院し、治療と院内でのリハビリを終え、8月に退院。

訪問の医療・介護サービスを受けておりました。

私が治療を担当することになったのが2ヶ月前の10月から。

片麻痺の患者さんによくある、
麻痺側の肩の痛みと強い肩こりに悩まされていました。

麻痺側の腕・脚は、自分の意思ではほとんど動かせないので
筋力は低下します。

もともと関節のはまり方が浅く、はずれやすい関節である肩は、
筋力低下の影響で
【亜脱臼】
と言う状態になりやすいと言われています。

亜脱臼とは完全な脱臼ではない、完全にはずれてはいないけど、
関節の位置がかなりずれていると言う状態です。

肩を痛めた人なら分かると思いますが、日中に動いても痛いし、
寝ている時にも腕の重さがかかって痛みで起きてしまうくらいなんですね。

私も若い頃に器械体操で傷めたのと、
格闘技の試合で傷めたのでよく分かります。

そして肩関節がかなりずれているわけですから、
動く範囲が狭くなっています。

特に上に上がらない。

私が治療している患者さんも肘は曲がったままで、
自分の額の高さ位までしか上がりませんでした。

鍼灸や手技療法を使い、ゆっくりとほぐしていきました。

体調も疲れやすくなっているので、
いきなり強めの治療で効果を焦ってはいけません。

10月からの治療で、ずいぶんとやれる治療も増えてきました。

そして、先日の11月20日に

「はじめてここまで(肩が)上がった!」

と患者さんに言って頂けたのです。

麻痺している手を健康な方の手で組んで頭上に上げると言うやり方です。
バンザイまではいきませんが、ほぼ上に上がっている状態です。

この時は仰向けで、この後座ってやってもらい、同様の結果でした。

その後も一度治療をしましたが、かなりよい状態を保っており、
痛みのあった肩はかなりリラックスして肩が下がっていました。

動きもよく、肩こりが軽くなっているとのこと。

 

片麻痺と肩の亜脱臼

肩関節が亜脱臼しているので、
まわりの筋肉はあらぬ方向に引っ張られ、
とても硬くなっています。

また関節がかなりずれているので、より脱臼の方向にいかない様に
細心の注意をはらって治療するのが基本となります。

夜間の痛みなどには、三角巾で肩を吊ったり、
肩や腕の下にタオルや枕を入れて、肩を安定させる処置をします。

 

武術の関節技

武術のアイデアは時として医学を超えると考えています。

医学の基礎理論はもちろん最大の基本とすべきですが、
理論を考えすぎて治療が不足していたり、
逆に行き過ぎることもあるのでは?と感じることがしばしばです。

今回私が行った肩への治療は、
患者さんの肩を脱臼させる方向に伸ばしてあげる、
と言う方法でした。

肩関節はもっとも可動範囲が広い関節ですから、
いろんな角度に動かしてあげなければなりません。

武術の関節技は、上下・左右・内外・ねじりと言った、
様々な方向へ一つの動作で引っ張ることができます。

武術ですから、どんな位置からでも、どんな方向にでも、
関節をはずして壊すことができます。

相当に複雑な方向に引っ張ったり、
ひねり上げたりする事を最小限の力でできるのです。

もっともはずしやすい角度で引っ張ると言うことは、
もっとも効果的に、しかも楽に関節を伸ばしてあげられると言う事です。

ここが現在の手技療法(整体、指圧、理学療法など)
を超えた人体のとらえ方が存在するであろうと言う理由です。

 

今回の治療法

患者さんに麻痺側を上に横向きに寝てもらい、
麻痺側の肩に関節技の形でゆっくりと引っぱる方法を3方向行いました。

ゆっくり行えばそうそうはずれるものではありません。

自ら関節技をかけられ、また相手にかける練習をしていたからこそ、
引っ張り具合でその限界と治療に最適な加減が分かります。

一般的な治療論ですと危ないからやってはいけないことが、
力加減と患者さんの治り具合をみて行うことで、
もっとも効果のある治療法となるのです。

 

まとめ

片麻痺の患者さんでも、四十肩・五十肩、
ブレイクダンスで傷めた肩、格闘技で傷めた肩、

全ての肩の症状に同じ治療法を使っています。

力加減や引っ張る方向などアレンジしながら行えば、
私としてはみんな一緒と思えて治療に迷わずに済み、
とても重宝しています。

今後も武術やダンスなどの『活きた医学』を自分自身で体感しながら、
さらによい治療ができる様に工夫していきたいと思います。

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高血圧と肋骨の骨折・打撲

今回の記事はこんなことを書きました。

・肋骨の骨折や打撲が【高血圧】に影響する可能性

・肋骨の骨折や打撲の早期回復に【鍼治療】が最適

< 肋骨の骨折や打撲が高血圧に影響する可能性 >

83才になる母が、今月の8日(木)に肋骨を傷めていたのですが、
私には知らされておりませんでした。

朝、起きた時によろけて倒れ、
ベッドの端に右脇をぶつけたとのこと。

以来、血圧がずっと高くなっていた様です。

それが16日の本日の朝、私が鍼治療を施したところ、
一気にもとの血圧に下がった、と言うお話です。

(痛む部位に集中して鍼を刺しています)

もともと母は40代から高血圧で、
ずっと降圧剤を飲み続けています。

普段の血圧は、

90前後/150前後

肋骨を傷めてからは、

100超え/190前後

本日の9:30頃に鍼治療。

その後、約15分後の血圧は、

90前後~140前後
(5分置きに3度測った平均です)

でした。

そして、13:00頃に母から連絡があり、

82/140

になっているとのことでした。

母とはずっと同居していますが、
怪我したりした事を息子である私に隠してることが多いんですね。

言えば私はすぐ治療しますので、変に遠慮してる様でして。

そのため、今日まで治療できなかったんです。

かなりの高血圧になっていた様ですが、
本人は気分は悪いとか、めまいなどは全くなかったそうです。

とは言え、本人は心配になった様で、
16日(金)の今日になり、医者に行くと言い出しました。

そこで私が理由を聞いたところ、
肋骨を傷めていたことが発覚したわけです。

肋骨を傷めた時はすぐ整形外科に行き、
骨に異常ない事を確認、貼り薬だけもらってきたとのことでした。

痛みを回避する、我慢して動く

などのことで、胸全体に力みが生じます。

そうすると胸が全体的に固まって、
内部の圧力が高くなるだろうと考えられます。

心臓や肺を圧迫するわけですから、
血圧に関係しないわけはないと思うのです。

また、膝の裏や股の付け根(股関節まわり)にも
大きな血管と神経がとおってます。

これらの部位でも歪み調整をすると、
血圧を下げる効果があることを確認しています。

もちろん、ストレッチやウォーキングなどが
効果的であることは言うまでもありませんね。

< 肋骨の骨折や打撲の早期回復には鍼治療が最適 >

さて、今朝、私がした鍼治療ですが、
0番(ゼロばん)と呼ばれる太さのサイズの鍼、
0.14mmと言う細い鍼を、痛む部位の周辺に刺していきました。

画像でご覧頂ける様に、ごく浅く刺しております。

目標は押して痛む部位や、
その周辺の硬い部位に刺しております。

刺したまま10分ちょっと置いてから抜きました。

押して痛かったところもほぼ痛くない様です。

肋骨が折れているレベルでなければ、
これくらいはすぐに変化が出ます。

私自身が10代の時に、
空手で胸を殴られ2度、肋骨を骨折しています。

21才の時にはシュートボクシングと言う競技
(キックボクシングに投げ技が加わった様な競技)で、
左脇腹の肋骨を練習中、先輩に蹴られて折っています。

(当時流行った角刈りの様なのが私です)

この三度の肋骨骨折中、
鍼治療を受けた時がもっとも回復が早かったです。

ブレイクダンスや格闘技、
ゴルフやその他の理由で肋骨を傷めた患者さんでは、
この鍼治療でかなり早期回復ができています。

一般的にはコルセットで動かない様に固め、
患部はシップなどの貼り薬と言う対処法しかありません。

その他は、電気などを利用した医療機器の治療もありますが、
体の内部に直接届くのは鍼治療しかありません。

断然、筋肉のゆるみ方が違うんですね。

私もなるべく道具を使わずに素手のみで治療したいですが、
ここは認めざるを得ません。

また、胸に刺すと肺に穴が空く(気胸)のでは!?

とご心配される方もおられるでしょうが、
画像のとおりにごく浅い刺し方なのでその心配はありません。

よく鍼を打って、そこに電気の線をつなげるやり方がありますが、
その方法で胸や背中に行うと気胸のリスクが高まります。

電気の刺激で筋肉がピクピクと収縮を繰り返していると、
鍼がだんだん深く刺さっていってしまう現象が起こりやすいのです。

電気も使わず、浅い鍼の刺し方でも効果が出やすいので安心です。

胸の怪我と血圧の関わり、
激しい動きのダンスやスポーツなどでの肋骨骨折・打撲など、
思い当たる方は鍼治療もご検討して頂ければと思います。

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白血病で腰椎すべり症の患者さんと東洋医学・運動療法の効果

今年の8月から来院されている、
白血病で腰椎すべり症の60代女性の患者さん。

週に一度の輸血が、11月初旬で6週に一度になりました。

【網状赤血球】と言う、赤血球の赤ちゃんの数がとても増えたとのこと。

これは内臓温度が低く、代謝が低い状態だと無理なこと。

初診の時点ではご本人も相当冷えを感じ、食欲もなく、腰痛に悩まされていました。

最初は無理にマッサージや歪みを調整することはせず、
ひたすら内臓温度を上げるための鍼灸治療に専念したのが良かったと確信しております。

骨や筋肉をねらった
【整形外科的な治療】ではなく、

内臓や自律神経などの機能を回復させる
【内科的な治療】を優先させたのです。

免疫抑制剤などを使用していれば、
内臓も本来のパワーを出せませんので。

週一の治療により、だんだん食欲が出てきて、
おいしいと感じる様になってきたとのこと。

今は腹8分目まで食べられるそうです。

運動する意欲も出てきて、歩きたくなってきたけど、
痛み回避による歪みと筋力低下のせいか体が傾いています。

そのため15分程度で疲労感が出ていました。

この段階で筋力アップをねらったとしても、
その運動に耐えられる体力がまだありません。

無理したらもとに戻るか、悪化します。

できるだけ体力を消耗しないシンプルなエクササイズで、
体幹部の歪みを戻し、姿勢を安定させることが第一です。。

●具体的には横隔膜をゆるめる

●骨盤~脚の内側ライン・外側ライン連動を意識させる

等のエクササイズが大いに効果あった様です。

運動強度が低く、簡単な動作なので、
座りながら、立ったついでに無理なく行えます。

さらに姿勢を正せば内臓の位置も安定し、
新しい赤血球を造るのに役立てるはずです。

その他、入浴や食事のアドバイスも
漢方的な観点からしたこともポイントです。

毎日のその人の行動が【治りにくい原因】
となっていることが多いですから。

重い病気なのにこれほど早く回復したのは、
もちろんご本人の回復力による所が大きいですが、

その元々の生命力を最大限に引き出すには、

●東洋医学の考え方と治療法
●最小限で機能を回復させる運動療法

の2つが不可欠です。

現在(今の状態)を見ると、
過去(無理な労働や間違った生活習慣)が分かります。

 

気・血・水の何が一番不足しているのか?

どんな動きのクセがあるのか?

どんな体の使い方が必要なのか?

 

そこを常に忘れずに勉強と工夫を重ねていきたいと思います。

★木田のエクササイズ動画集
ストリートダンサーに向けたセルフケアの動画集ですが、
一般の方にも分かりやすい解説を心がけました。是非ご覧ください。

●ストリートダンスボディケア講座
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKxPOQjkNjlwM1RAy8Uh57wFk6DRcw1B4

●とびとらBreak TV(ブレイクダンス用ボディケア動画集)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKxPOQjkNjlxFkDDh9yt6YxRaxAPzPRaE

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ブレイクダンスの技・ハローバックの体の使い方

ダンスでも他のスポーツでも、
上達が遅いとかスランプなどで悩んでいる方、
まずは上の動画をご覧ください。

先週来院してくれたストリートダンサー、
B-BOYこうき君が作ってくれた動画です。

これはブレイクダンスのハローバックと言う技の練習動画です。

壁によりかかって体をくの字に曲げる動作を3回撮影しています。

同じ週に撮影したもので、
1回目は水曜、
2回目は木曜、

そして3回目が私の治療とアドバイスを受けてくれた後です。
金曜に来院し、日曜に撮影したそうです。

課題は【肩・腰の柔軟性と可動域】についてでした。

以下、ご本人よりの紹介文です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

画はちょっと気持ち悪いです笑

1本目は水曜日の限界値(10/31)

2本目は木曜日の限界値(11/1)

3本目は、きだみのる先生による治療と、
 身体の使い方の指導(11/2)
を受けた後やってみた今日の(11/4)。

1本目から2本目で成長を感じるかもしれませんが、
 肩の詰まりと腰の痛みギリギリのところで頑張った結果で。

3本目は、軽いストレッチから始めたもの。

肩の詰まりが無くなって
なんだか別物かと思うくらい可動域が増えた。
 
何より頑張ってやってない。

歪みを整えてもらい、
身体の使い方の指導を頂けた事でこの成果です。

ゴッドハンドきだみのる先生!!

伸び悩んでいる、からだのダルさが取れない、スランプ、、
そんな方は是非来院してみては!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私がいつも申しておりますのがダンスやスポーツ、
それぞれの専門の練習方法の前に、

【人体の基本的な体の使い方がある】

と言うことがあります。

【人体の基本操作】と言う下地の上に【専門技術】
その上に
【感性】【経験】
と言うものが重なり、
【総合力のピラミッド】が成り立っているのです。

もともと彼は腰痛も出やすいのですが、
治りにくい、また何度も繰り返すと言う症状は、
ほとんど自分の動き方が原因となっている事が多いです。

まずは、治療によって
【痛みがある】から【痛みがない】と言う状態にします。

【マイナスの状態】から【ゼロの状態】に戻すのです。

ダンサーやアスリートなどは、
さらにそこから先の段階へ進まなくてはなりません。

痛みがないだけではなく、
難しい運動ができる状態までもっていくのが目標です。

治療の次には『体の使い方』を知ることが必要なのですね。

単なるトレーニングではなく、根本的な体の使い方を
理解しなければ、より高度な技術は修得できません。

体の使い方を理解していくと、いつもやっている
ストレッチ・筋トレなどの感覚がまったく変わってきます。

どう変わるかと言うと、格段にやり易くなると言う事です。

今までやってきたトレーニングの質やレベルが向上し、
技に直結するトレーニングとなるのです。

指導内容は、

腰痛・腰の可動域改善対策:骨盤の支点4つの操作

肩の対策:胸椎中央部と胸骨中央部の支点の操作

これらで体幹部、全身の操作、実際のムーブを行える事でした。

B-BOYこうき君が送ってくれた動画を月曜に見て、その翌日火曜日に自分でもやってみました。

初回でもまあまあ?とのご意見をダンサーたちに頂きましたので、今後も継続したいと思います(笑)

★木田のブレイクダンスのためのエクササイズ動画集★
ブレイクダンス以外のストリートダンス、その他のダンス、
それ以外の一般の方の腰痛・肩こり等にも応用できる、
怪我予防・パフォーマンス向上のためのエクササイズ動画集です!

是非ご覧ください!

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地元ブレイクダンスバトルのイベントサポート

昨日は私の地元、
江戸川区のブレイクダンスバトルのサポートへ。

(バトルのジャッジ3名も地元B-BOY!riora君、salty君、jyura君)

地元の高校生、大学生たちが主催し、
参加者も江戸川区や近くの区に住む子たちです。

(江戸川区はブレイクダンスのレベル高いと思います!独創性と情熱にあふれた子たちばかり!)

私も幼稚園から小中高と地元の学校を出たので、
私の母校の在校生がいたりしてびっくりです。

私が23期生で、今は50…?期だそうです(笑)

 

(優勝はB-BOY ゼノン君!)

自分がお世話になってきた町、
お世話になってきた人たちがいる地元に、
何らかの形で少しでも役に立ちたいんですね。

それには自分が携わってきた
ストリートダンスや格闘技に関わることが話が早いです。

現場での急な怪我の対応や、怪我予防の相談など受けています。

ダンスや格闘技に打ち込む子たちが、
より怪我が少なく練習ができ、上達にも役に立てたら幸いです。

そうしたダンスや格闘技を通じ、若い人たちと交流していて思うこと。

怪我予防や練習法についてアドバイスすることは手段に過ぎません。
本当に大事なこと、生きていれば絶対に必要なものがその先にあります。

それは、『遊びながら試行錯誤できる場』です。
そういう場があるから、それを保つための役に立ちたい。

好きなこと、熱中できること、かけがえのないもの。
好きなことを通じて仲間たちと交流し、いろいろな経験ができます。

そういうものがあると、誰にもゆずれない自分だけの価値観が生まれます。
若い時からスタートしたそれが、その人間の生き方になっていきます。

今は大人でさえ迷う時代です。
いろいろ便利になったのはいいですが難しい時代です。

必要なのはよりよい道を探し続けることかと思います。
確率するのではなく、探し続けることができること、チャレンジし続けること。

単純な根性とも少し違う気がします。
そういう精神の構造は大人になってからでは身に付けられません。

うまくいくための思考法、会話法、勉強法、健康法など、
世には様々なマニュアルがあふれています。

かく言う、私の『体の使い方』もその一部に当たります。
ですが、今の時代にこれと言う決定打はありません。

解決法のマニュアルで知識を得ても、いきなり使うことは難しく、
実感や必要性に乏しく長続きしにくいものです。

若い人たちが、遊びながら自分に合ったものや合ったやり方を探していくこと。
そういう環境を守ることがとても大切だと感じています。

私の役目は、少しでも怪我をしない様に、上達しやすい様に、
体の使い方をアドバイスすることです。

それによって好きな事を少しでも長く、
よりよい形で続けていって欲しいです。

とは言え、ダンスでも格闘技でも続けなければいけないわけではなく、
本人が納得してやめて、そして他の道へ進むのはいい生き方です。

何事も自分であれこれ考えて、
道を見つけていくことができたら充分です。

そしてまたやめたものを再開するのも、またとても楽しいことです。

自分で自分の流れを作っていければ、
ストレスや不安も乗り越えやすくなるのではないでしょうか。

私自身も若い人たちと交流することで、生き方のあり方(変な表現ですが)を再確認させてもらってる様です。

たくさんのエネルギーをもらっています。

前進する力、トライする力、悪い状態を乗り越える力、いろんな力を見せてもらえる。

ダンスバトルの最中は没頭しているので感じませんが、
後からじわじわと充実した気分になるのはそのためだと思いますね。

生き方が強いと感じる子たちばかりです!

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安眠枕と上半身の7つのポイント~首や肩のこり対策~

こんにちは。
きだみのる鍼灸整骨院、木田実です。

今日は日曜日。

久しぶりに午前ゆっくりできたので、
テレビで通販のCMを観ておりました。

よくある健康グッズの紹介で、
なんともよさそうな安眠枕の紹介。

「普通の枕は首と頭だけですが、この枕は背中まで全部支えます。

寝た時に重さがかかるのは上半身の7か所で、これらを全部支えるこの枕は…」

と言う説明でした。

なるほど、確かにそのとおり。
上の図で示した様な、

頭・首・両肩・両肘・背中

この7点に体重がかかります。

そしてこの7点は、骨と骨のつなぎ目であり、
上手に体を使って運動するポイントであり、
良い治療をするためのポイントであります。

これら7つのポイントを全部支えられる枕は、
確かにいいだろうなあと感じたわけです。

別の見方をすれば、この7つのポイントが柔らかく動けば、
布団やベッドにその形を合わせてくれると言う事もあるのです。

もちろん、めちゃくちゃ固い布団とか、
段差が激しい枕なんかを使ったら無理ですよ(汗)

私は肩こりや首がこる患者さんの治療後に、
この7ポイントを柔らかくするエクササイズや
セルフマッサージを指導しています。

 

(毎週行っている主婦の皆様への健康体操教室の様子。もう10年以上になります)

治療でももちろん効果はありますが、
治療の最後の決め手は【運動療法】です。

自分で動かせば【脳】によい動かし方、よい体の状態が記憶されます。

そうすれば治療の効果も長く保てるし、より良くなっていきます。

7つのポイントの内、

いくつかは動画で公開しておりますのでご紹介します。

ストリートダンサーのサポートをしている関係で、
仲良しのブレイクダンスチーム、
【とびとら】のみんなが作成してくれた動画です。

ダンサー向けの動画と言う事になっていますが、
一般の方でも分かりやすい説明を心掛けましたので是非ご覧ください。

 

●肩のケア 鎖骨上げ・肩甲骨引き下げ

 

●胸開き&肩引きエクササイズ

 

●首のケア part1(ストレッチとセルフマッサージ)

 

●首のケア part2(ストレッチとセルフマッサージ)

他にも再生リストにいろいろありますので、よろしければご覧ください。

これ以外にも、治療院では個別にアドバイスしておりますので、
お電話でもメール、LINEからでもご相談ください。

治療院ホームページのトップ画面に連絡先が御座います。

きだみのる鍼灸整骨院ホームページ
https://kidaminorusinkyu.jimdo.com/

ご相談お待ちしております。

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内科的治療と運動学的治療~白血病で腰椎分離すべり症の方の症例~

白血病で腰椎分離すべり症60代女性の患者さん、
8月から治療開始後も順調です。

最初はどうかと思ったけど、
輸血も週1から2週に一回になり、
食欲も出て散歩する元気も出てきた!

初期は体力なく痛みも激しかったので
内科的な治療がメイン(お灸と触れるだけの鍼)。

徐々に運動療法を入れたのが回復を早めている。

楽に立てる、
楽に姿勢を保てる、
歩いても疲れにくい、

特に内臓が衰弱している場合はそういう事が重要。

体の使い方の原理をシンプルに伝えられれば、
回数も少なく強度も弱いエクササイズで、
充分効果が出せるとの思いが強まりました。

やっぱり、治りにく症状、難しい症状には

『内科的な診方』と『運動学的な診方』

の2つが絶対に必要と強く感じます。

脈の状態や顔色、
肌や筋肉の状態を診たり、
詳しく問診したり、

そうして治療方針を決定すれば、
だいたい予後も予測がつきます。

病名や診断名だけでの判断では、
行き当たりばったりな治療になってしまいます。

内臓の疲れ具合もみて、体質もふまえた治療であれば、
どんな症状にもいいものです。

東洋医学は病名がつかないけど、
『慢性疲労症候群』
の様なものでも役に立てるのはそうしたことからです。

病院に通っていてもなかなか変わらない、
と言う方たちのためにもっと勉強していきたいと思います。

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成長期の子供のマッサージ・姿勢改善ストレッチ講座

先週の木曜日、三鷹市の小学校にて、

おうちで出来る、成長期の子供のマッサージ・姿勢改善ストレッチ講座

をやらせて頂きました。

私の友人の奥様のご縁で、初めて小学校のママさんたちに講義させて頂く機会を得ました。

(武蔵境駅は初めて降りたのですがおしゃれですね)

毎週水曜に行っている主婦の方たちへの健康体操教室はいつも10名位なので、今回は30数名と言う人数にちょっと圧倒されました(汗)

ご紹介した内容は、成長期の子供の特徴も踏まえつつ子供も大人も選ばない、人間の基本原理を活かしたエクササイズです。

 

まずはママさんたちに、姿勢を変えるという事はどういう事か、そして姿勢がよくなるとどうなるのかを体感してもらう事からスタート。

 

ゆっくりと爪先立ち

左右の片脚バランス

 

をやって頂き、その感覚を覚えておいてもらいます。

爪先立ちになる時にどうしても早く踵を上げてしまうのは、ゆっくりやるとグラグラしてしまうのを体が分かっているからです。

前後に揺れたり、爪先~足首が外に開いてまっすぐ立てなかったりします。

片脚バランスの時に、すっと上げられず、ちょっと重心を乗せる準備をしてから片脚を上げていくのは、いきなり片脚を上げるとグラっとバランスを崩すのを体が感じているからです。

これらは骨格の歪みがあるからです。歪みがあるから姿勢も崩れます。

そして一番大事なのは、姿勢が悪い、骨格が歪んでいる、と言う事よりも、

『その状態で固まっている』

のがダメだと言う事なんです。

爪先立ち、片脚バランスのチェックをして頂いた後、私の考える姿勢改善、運動能力向上のための基本エクササイズをやってもらいました。

 

これは体幹部の3つのパーツ、

1、肩甲骨(鎖骨)

2、胸

3、骨盤

をゆるめて体幹部から分離させていく、と言うエクササイズです。

最初の肩甲骨をゆるめ分離させる1種類のエクササイズのみで、爪先立ち・片脚バランスがまったくと言っていいほどの安定感を出してくれました。

こうやって、お子さんをケアするお母さまたちご自身に体感してもらうことが重要です。

治療家だって、自分が実感してない事を他人に実感させるなんてできませんからね。

それから痛みのない簡単なエクササイズでストレッチがやりやすくなる方法や、

成長期によくある膝や足の痛み予防、肩こり予防、腰痛予防などのおうちでできるマッサージを二人一組になってやって頂きました。

 

みなさんわいわいととても楽しくやって頂けた様で、私も会場のあちこちを回りながら大声で皆さんに説明すると言う形に。

やっぱり話を聞くだけじゃダメですよね。

まずは自分が体験しないと。

(講座後は会議室にてPTA部員の方々、校長先生との懇親会でした)

 

そして講義の方は、

体がゆるんでいる事、重心を崩しやすい事、

体幹部の各パーツの最大可動域を知る事、

各パーツが連動する事が重要である事。

また『正しい姿勢』と言うものは一つではなく、

動きやすく、その場その場に適応して変わるもの

と言う事をお話しました。

 

この考えは、私がストリートダンスのサポートや、格闘技選手たちへの体の使い方の指導から来ており、ご紹介するエクササイズは、主婦も子供もアスリートもまったく変わりません。

 

 

ダンサー用治療院ホームページ~

https://kidaminorusinkyuseikotu.jimdofree.com/

 

怪我や病気からの回復期はまだ運動できませんが、少し回復してきたら必ず運動療法が必要になります。

なぜなら、最終的には自分で自分の体を動かさなければならないからです。

これだけは誰でも同じことです。

弱った人のための治療、そしてさらによくしていくための体の使い方。

これらをより理解するために、私自身も日々運動を怠らず研究していきたいです。

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~運動・行動の1日のリズムの作り方~

(陰陽のマーク。この世の全ては正反対の要素が混ざり合ってなると言う意味です。)

私はもともと体質が疲れやすい、冷えやすい、胃が弱い、

などの弱い体質なので代謝も低く、遅いです。

 

怪我も治りにくく、筋肉痛も遅く来て長引く。

 

10代から武道に親しみ、20代では一時期

プロの格闘技選手として活動したものの、

勝負ごとに合わない性格もあり2戦で引退。

 

そんな自分が自分なりのペースで

なんとか武道を楽しみ日々の仕事もこなし続けるには?

 

やはり、体調の維持と管理しかありません。

 

若くて元気な人でも、過度な運動やハードな仕事が続き、

疲労が蓄積すると疲れやすい状態になり長引くこともあります。

 

最近、いろんな健康本が出ていますが、

私は具体的な方法の前に、東洋医学的な考えをもとにした

『一日のリズムの作り方』

を実践する様にしています。

 

一日のリズムとは、朝起きた時、日中、寝る前などに

適した運動や食事の仕方のことです。

これは最新の健康法と言うより、

根本的な人体の自然の法則と言えます。

 

鍛える、栄養を取る、睡眠などの細かい方法も大事ですが、

おおまかな流れ、法則を知ると応用しやすいでしょう。

 

以下、内容の具体例を挙げてみましょう。

 

●朝・起床時・春

体を起ち上げる(起動させる)

 

立つ、姿勢、呼吸、

 

朝は気温も低く、体温・血圧も低いので、

これから上げていこうとする時間帯です。

 

上記の動作をゆっくりと、楽な状態を作っていきます。

気功や太極拳、空手など武道の姿勢や呼吸を応用しています。

 

●昼・日中・夏

鍛える

筋力、柔軟性、瞬発力、持久力

日中は体温・血圧が高くなるので活動に最適です。

体温の高い時間帯は割と長く、夕方から早めの夜まで続きます。

 

●夜・就寝前・秋~冬

整える

ほぐす、ゆるめる、温める

夜は気温も下がります。

体温・血圧も下がっていき、体は睡眠に向かいます。

その様な時はリラックス重視なので、

無理なストレッチなどもしません。

 呼吸ももちろん大事ですが、変に呼吸法など意識してしまうと

意識が覚醒してしまう事も。

 

それよりも上記の行動をしていると、

呼吸も自然に落ち着いていきます。

 

また、体質が冷えやすい人は、

季節で言えば常に【冬】の状態に近いです。

 

一日の周期を一年の四季に当てはめて養生するのも

東洋医学の面白いところです。

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女性の健康で一番大事なこと~東洋医学セミナー・血の作り方~

去る8月25日(土)、
懇意にさせて頂いている
ヨガ指導者・セラピストの麻美さんが代表を務める
Woman Natural Form協会が主催の

女性のからだシリーズ第一弾
「血の作り方」

と言うセミナーを担当させて頂きました。

麻美さんはヨガやエクササイズ指導の他、
女性の健康美に特化したセラピストとして活躍され、
お弟子さん育成もされている方です。

麻美さんとは2011年にヨガスタジオで行った、
キッズヨガの指導者育成コースにて、
私が子供の解剖学を担当させて頂いてからのお付き合いです。

そこから時折りお会いして、
ヨガや東洋医学などの観点から子供の運動指導や、
女性が女性らしく生きるために必要なことなどを話し合ってきました。

そして今年、女性の健康と美を考える麻美さんの協会が発足し、
外部講師によるセミナーとして、
私が名誉ある第一弾をやらせて頂いたわけです。

麻美さんの生徒さんのヨガ指導者、
セラピストなどの方たちが参加され、
会場に来られない方にはライブ動画配信もされ、
たくさんの質問を頂きながら、
それに応えつつ、講義していきました。

さて、セミナーの内容は「血の作り方」と言うことで、
女性の健康のために新しい血を増やすには、と言うテーマです。

これは主催の麻美さんが
普段から疑問に思っている事からきています。

美しく健康になるために、
ダイエットや筋トレ、ファスティング、
デトックスなどもちろんいいですが、
それに偏り過ぎてはいないか?

血や体力を消耗させるような方法だけが先行してしまうと、
一時的にスリムになりスタイルもよくなりますが、
将来的にみて体調不良の原因になる可能性があります。

また、男性でも肉体疲労、
目の酷使や精神疲労(脳の労働で血液を消耗します)
などで血を消耗しています。

女性はそれに加え、
婦人科独特の血液の消耗があります。

約一か月に一度は月経があり、
血液と体の組織を切り離して捨てています。

これは相当に血を消耗しますので、
それ相応の休息と栄養補給が必要なわけですね。

その様な事にどう対処していくか、
ご自分の体質や、それに合った運動や食事の仕方などを
東洋医学の観点からお話していきました。

東洋医学の考え方とは、
一言で言いますと【陰と陽】の区別です。

体質も運動の仕方にも、
食材にも【陰陽】があります。

【陰】は冷やす、静、養う、閉じる、下がるなどの働き、

【陽】は温める、動、活動的、開く、上がるなどの働きです。

自分の体質の陰陽の見極め方から始まり、
体質別の衣食住についての講義でした。

体にやさしいと思われる東洋医学や漢方も、
上記の様に自分の体質と自分に合うものの
【陰陽】の区別がつかないと逆効果にもなります。

参加された方々からも活発に質問を頂き、
私自身とても収穫のある講座となりました。

関係者、参加者の皆様に感謝です。

今後行うことがあれば、
さらに分かりやすい講座にしていきたいと思います。

~WOMAN NATURAL FORM協会~Facebookページ
https://www.facebook.com/Woman-natural-forme協会-1824658611169919/

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