虚弱体質/冷え症~疲れやすい人にはスロートレーニングがおすすめ~

休日を利用して格闘技選手たちにも

体の使い方を指導しているのですが、

ハードワークをこなす選手の中にも

【冷え症】【疲れ易い人】がいます。

 

練習の量や頻度、そして内容などをよく検討しないと

体を壊してしまいますので注意が必要です。

 

アスリートでも一般の方でも、虚弱体質・冷え症などの体質の方は

【スロートレーニング】がおすすめです。

 

トレーニングと言うと、心肺、筋肉などにより強い負荷をかける

【動的トレーニング】が先行してしまいがちですが、

内臓や自律神経を安定させ、

【回復力】【免疫力】を高めるには

【静的トレーニング】が必要です。

 

静的トレーニング=スロートレーニングです。

 

それはヨガやピラティス、太極拳の様なイメージです。

具体的には、

 

1、できるだけ少ない呼吸で動作する

 

2、できるだけゆっくり動く

 

3、無理な負荷をかけない

 

がポイントです。

 

ヨガや太極拳を習っていなくても、よくあるストレッチや

ラジオ体操的な動作でも構いません。

 

上の3点を意識して、ご自身がやりたい動作でトライしてみてください。

 

内臓や自律神経の調整には

【瞑想】もいいですが、なかなか難しいです。

 

少し体を使ったスロートレーニングが

【動的な瞑想】

となり、心身で感じ取りやすいので、

リラックスしたゾーンに入りやすいです。

 

そこから【思考】をどんどん減らしていき、

最後は瞑想的なことにトライしてみてはいかがでしょうか。

 

機会があれば、実際にヨガや太極拳などのレッスンを受けて頂くのが一番です。

 

東洋の健康法は、【肉体の活動】【精神の活動】

限界まで減らしていくこと。

 

寿命を延ばすには、呼吸・運動・思考などの活動を低下させ、

体を極限まで休ませること。

 

逆転の発想ですね。

 

・当院の治療や体質改善などのご相談は、

お問合せページからご連絡ください。

 

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~慢性疲労/虚弱体質は筋肉を増やし過ぎると逆効果~

治療院にいらしている、冷え症で虚弱体質の40代女性が

元気になって筋トレを始め、筋肉が増えたら逆に疲れやすくなった

と言う話です。

 

結論から申し上げますと、もともと体が弱い人が

  • 自分の体力・回復力に見合わない筋肉

をつけると、内臓などが元のパワー以上の仕事をさせられてしまうのです。

 

筋肉は維持するだけでもその分の栄養が必要です。

そしてその栄養を分解し、体の組織を作っていくのは内臓です。

 

筋トレだけでは内臓を強くするのは難しく、

気功やヨガやピラティスなどで内臓や自律神経が強化されても、

もともとの体質が変わるわけではありません。

 

強くはなりますが、基本的に

  • 元々の体質の注意事項を守っていくこと

が必要になります。

 

さて、こちらの40代女性の患者さん。

 

会社にお勤めで普段は座って、ひたすらパソコンと向かい合う日々。

冷え症や胃腸が弱い、慢性疲労体質の改善で治療に来られていました。

 

だんだん元気になってきたので運動を始めたとのこと。

【パーソナルトレーニング】を半年ほど続け、

あとは自分で地元の体育館にて

【筋トレ】【ランニング】を週に3回ほど。

 

始めはぽっちゃりされていたのにうっすらと腹筋の影が見え、

腕や脚の筋肉の張りと太さもしっかりしてきました。

 

夏場は元気に過ごされてましたが、

9月頃から疲労が回復しにくい状態が続いていました。

 

食生活やその他の生活条件は問題なかったのですが、

トレーニングはちょっと無理して続けられてたようでした。

 

この状態を見て以下のアドバイスをしました。

 

1、筋トレをメインにしたトレーニングはいったん中止

2、ランニングの距離や速さ、頻度を減らしウォーキングを混ぜる

3、全身をバランスよく鍛えるゆったりした種目(ヨガ、ピラティス等)をメインにしていく

 

と言う内容です。

 

患者さんは10月~、以下の内容を実践したそうです。

  • ウォーキング&軽いランニング:週に2~3回
  • 太極拳orボクササイズ:週に1~2回

12月現在は筋肉の量が以前より減りましたが、

仕事などでの疲れは感じにくく、朝の寝起きなども割とよく、

午前中も頭が働くようになったそうです。

 

慢性疲労、虚弱体質から抜け出し始めの方は、

体質に合ったトレーニング法や計画に注意が必要です。

 

ご自身に合ったトレーニング法を見つけて元気にお過ごしください。

 

 

・ご自分の体質や体質に合った食生活や運動など相談したい

と言われる方は、

お問合せページからご連絡ください。

 

・最初から治療はちょっと…でも話を聞きたいと言う方

東洋医学相談コースが御座います。

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~慢性疲労症候群/虚弱体質その4~朝食のとり方~

もともと弱い体質や、産後や手術後で体が弱っている方は

【朝の活動】に様々な注意点があります。

 

体温を上げる能力が弱っているので、

気温が低く、体温や血圧も低い【朝】の食事は特に大切です。

 

ポイントとしては、

 

1、起床後は白湯(またはお茶類)からスタート

2、胃腸に負担をかけないものをとる

3、朝食で避けるべきものを知る

4、食べ過ぎない・急いで食べない

 

です。

 

 

以下、順番に説明していきます。

 

1、起床後は白湯を飲む

 

朝は気温が低く、体温や血圧も低いので

胃腸もまだ目覚めていません。

 

そのため起床後すぐは内臓温度を上げるために

温かく、吸収がよい白湯を飲むのがおすすめです。

 

注意点は熱すぎないこと。

 

おいしいと感じられる程度の熱さに調節しましょう。

あまり味気ないものばかりでも飽きてしまうので、

たまにはほうじ茶や紅茶などもよいでしょう。

 

東洋医学の見方では

【コーヒー】や【緑茶】は冷やす作用なので、

体温が高くなる昼~夕方に飲む様にします。

 

また【麦茶】も冷やす作用があるので、

温めて飲むとしても、冷え症の方には(特に冬は)あまりおすすめしません。

 

麦は漢方で言うと【甘味】であり、

【苦味】や【酸味】より冷やす作用は弱いですが、

水分を増やし潤す作用

があるので冷えやすくなるのです。

 

生姜紅茶やスパイスティー(チャイ)等もよいですが、

寝起きにすぐだと刺激が強過ぎるので、

まずはあまり混じり物のない白湯がよいわけです。

 

飲んだ直後は温まりますが、

しばらくすると気分が悪くなることもあります。

 

体温を上げるために【スパイス】や【薬用酒】

などもよいですが作用がとても強いので、

 

・一回の量を多過ぎず

・一日の回数も多過ぎず

 

に注意して使いましょう。

 

温まり過ぎると体温は発散されて体を冷やそうとします。

 

使い方によっては、逆効果にもなると言うことですね。

 

 

2、消化がよく胃腸に負担をかけないものを

 

朝食には胃腸に負担をかけないものを選びましょう。

忙しい朝は【カップスープ】など手軽でいいですね。

 

脳や筋肉のエネルギーになる糖質と共に、

体を温めるのに塩分も欲しいところです。

 

その日の体調や気分により、【お粥】や【お茶漬け】などもいいでしょう。

 

3、朝食として避けるべきもの

 

・繊維質の多いもの

・冷たい物

・生もの

・酸味と苦味(漢方的な栄養学)

・その他消化の悪いもの(脂っこい、粘っこい、味の濃い物など)

 

などです。

 

イメージしやすい物もあるでしょうが、

漢方的な解釈が必要なものについて説明していきます。

 

玄米なども健康にいいですが、繊維質が多く胃腸が疲れます。

最近では【五分づきの玄米】【麦】なども売っていますので、

白米と適度に混ぜて食べる方が体に優しいですね。

 

胃腸に負担をかけずに繊維質をとりたい場合は

【水溶性繊維】が多い【海藻類】がいいです。

 

【もずくスープ】や【わかめスープ】

など手軽でいいですね。

 

【ふのり】と言う海藻の乾物もおすすめです。

ふのりは東洋医学でも内臓を潤す作用が強いと言われています。

 

また、【酸味】と【苦味】は東洋医学では【冷やす作用】です。

 

  • 酸味の食品:柑橘系の果実(特に生食)、ヨーグルト、お酢など。
  • 苦味の食品:緑色の野菜。特に生食やスムージーなどは一番冷やします。

 

健康的と思われがちな食品、食事のとり方(野菜から食べる等)などは

【体を冷やす作用】である場合が多いです。

 

【栄養素】と言う観点と

東洋医学的な【食品の性質】の観点

を併用するといいですね。

 

 

4、食べ過ぎない・急いで食べない

 

胃腸が弱い体質の方は、

急いで食べたり、朝から食べ過ぎたりすると【腹痛】を起こしやすいです。

 

特に【朝食】は胃腸を動かす【スターター】のような役割で、

その後の【排泄】をスムーズにさせるためのものと考えるべきでしょう。

 

 

朝イチは白湯 → 少し時間を置いたらスープまたはお粥

 

などのパターンで、

基本的には【液状】か【流動食】に近いものを選びます。

 

これだけだとお昼前にお腹がすいてしまう、

と言う場合は、プロテインバーや大豆バーのような物を口にできるといいですね。

 

液状か流動食の朝食は、

ゆっくりとっても食事時間もあまりかかりません。

ゆっくりしたいけど、時間をかけられない朝には最適です。

 

体温を上げるにも消化がよい事からも

『パンよりお米がいい』と言われますが、

パンの方が胃が軽くていいと言う方もおられます。

 

個人差やその日の体調にもよりますね。

 

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