内科的治療と運動学的治療~白血病で腰椎分離すべり症の方の症例~

白血病で腰椎分離すべり症60代女性の患者さん、
8月から治療開始後も順調です。

最初はどうかと思ったけど、
輸血も週1から2週に一回になり、
食欲も出て散歩する元気も出てきた!

初期は体力なく痛みも激しかったので
内科的な治療がメイン(お灸と触れるだけの鍼)。

徐々に運動療法を入れたのが回復を早めている。

楽に立てる、
楽に姿勢を保てる、
歩いても疲れにくい、

特に内臓が衰弱している場合はそういう事が重要。

体の使い方の原理をシンプルに伝えられれば、
回数も少なく強度も弱いエクササイズで、
充分効果が出せるとの思いが強まりました。

やっぱり、治りにく症状、難しい症状には

『内科的な診方』と『運動学的な診方』

の2つが絶対に必要と強く感じます。

脈の状態や顔色、
肌や筋肉の状態を診たり、
詳しく問診したり、

そうして治療方針を決定すれば、
だいたい予後も予測がつきます。

病名や診断名だけでの判断では、
行き当たりばったりな治療になってしまいます。

内臓の疲れ具合もみて、体質もふまえた治療であれば、
どんな症状にもいいものです。

東洋医学は病名がつかないけど、
『慢性疲労症候群』
の様なものでも役に立てるのはそうしたことからです。

病院に通っていてもなかなか変わらない、
と言う方たちのためにもっと勉強していきたいと思います。

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