高齢者の転倒予防は【履き物】や【床の敷物】もチェック

高齢の母が大腿骨頚部骨折
(太ももの上、股関節の近くの骨折)
で入院中です。

母は家の中で後ろ向きに転倒しました。

頭や背骨などは異常なかったのが幸いです。

とは言え、この大腿部頚部骨折は高齢者にとって、
急な病変により死に至る場合や
術後に認知症を発症するケースもあり、
いろいろとやっかいなものなのです。

母は同居しているので、時折り私が骨格の調整や鍼灸などで
体調の維持などをしています。

そのせいか、片脚バランスなどもグラつきがなく、
転倒予防に役立っていたとは思うのですが、
今回の転倒による骨折。

転倒した時、私も家におり倒れた音を聞きつけ、
状態を見てから救急車の依頼をしました。

倒れた時の状況は、
少し高い所にハンガーでかけた衣服を取ろうとした時、
後ろにバランスを崩したそうです。

仰向けに倒れており、

「お尻から背中と床に着いた。」

と言う本人の説明から、
救急車で搬送された後、自分でも状況を確認してみました。

すると気付いたのが、母の室内サンダルが

【屋外用のサンダル】

だったのです。

最近のサンダルやスリッパの様な履き物は、
はっきりと屋外用の物と分かる外見ではありませんね。

そのサンダルを履き、同じ動作を再現してみました。

手を上に伸ばし、後ろにバランスを崩し・・・

その後が床に足が張り付いた様になり、
全く動かなかったのです。

梅雨のこの時期、大変湿度も高く床が湿っており、
屋外用のサンダルでグリップが強いこともあって
全てが悪く作用してしまった様です。

体のバランスなどは整えていたので、
これがなければ後ろにバランスを崩した時に、
一歩でも後ろに足が出たのではないか、と考えています。

そうすれば、足が床に固定されたままの転倒ではないので、
肋骨の骨折や背骨の圧迫骨折、
または手首などの骨折になっていたと想像します。

どれも大腿部頚部骨折よりは予後は良いと考えられます。

高齢者の場合、
ちょっとしたカーペットの段差に引っかかったり、
履き物が引っかかったりしても転倒します。

体の状態を整えることはもちろん、
室内の足元の状況や履き物など、
間違った使用法でないことをチェックする事が大事ですね。

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