~試合後だからこそ重要なチェック~

昨日は先週の総合格闘技の試合で見事一本勝ち
(腕挫逆十字固め)をしてくれたキッズ選手の稽古をしました。

感想を聞きますと、

「練習ではあんなに当たっていた蹴りが、
試合だと当たらな過ぎてびっくりした。」

とは言え、浅い当たりでも速さ・重さが充分にあったので、
相手が出てこられず主導権を握れていたからこその勝利だと思います。

しかし、本人は突きや蹴りなどの打撃技で決めたかったそうです。

試合前の稽古動画↓↓↓

う一つ、本人から興味深いことを聞きました。

「かなり得意になってきた長距離走(体育の授業などで)が、
また疲れやすくなった。
脚が重い感じで、すぐにもも裏とかふくらはぎが張ってきちゃう。」

と。

武道の体の使い方を覚えてきたせいで、
苦手だった運動の種目も得意になってきたのですが試合後に逆戻り。

これは試合と言う、本気で集中した時に自分の欠点に気付き、
それを必死でなんとかしようと動いた結果、身体に強く記憶されてしまった

『ぎくしゃくした運動パターン』

のせいなのですね。

意識が強ければ強いほど、脳・神経系統に強く残ってしまうんです。

それがよく働く場合も当然ありますが、
今回の場合は試合中の戸惑いが
そのまま体の記憶となってしまった様です。

その様なこともあり、自分では気付いていない
【悪いクセ】
が怪我のもととなり技術を低下させる原因になります。

そのため私は試合後こそ重要であると考え、
体の歪みのチェックと動き方のチェックを行います。

まず稽古始めに体の歪みチェック、そして簡単にですが治療します。

ここは治療家の特権ですね。

そして今回の課題である、
蹴りが伸びなかったと言う原因を説明、
ゆったり伸び伸びした動き方をさせて調整しました。

今回の稽古の様子↓↓↓

試合の前もかなりよくなっていたのですが、
欠点の修正がほんの少し甘かっただけでも
試合では顕著に出てしまうものです。

武道の身体操作では

『はじめ(構え)がダメなら全部ダメ』

になってしまうのです。

構えのバランスが悪ければ、その後に出す技、
すべて理にかなったものにならないんです。

それを矯正するために、型や基本動作があるのです。

ともあれ、

治療的アプローチ→空手の基本動作の見直し

と言う流れで軌道修正できた様です。

●武道空手研究会
https://kidaminoru.jimdo.com/

 

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