~慢性疲労症候群/虚弱体質その4~朝食のとり方~

もともと弱い体質や、産後や手術後で体が弱っている方は

【朝の活動】に様々な注意点があります。

 

体温を上げる能力が弱っているので、

気温が低く、体温や血圧も低い【朝】の食事は特に大切です。

 

ポイントとしては、

 

1、起床後は白湯(またはお茶類)からスタート

2、胃腸に負担をかけないものをとる

3、朝食で避けるべきものを知る

4、食べ過ぎない・急いで食べない

 

です。

 

 

以下、順番に説明していきます。

 

1、起床後は白湯を飲む

 

朝は気温が低く、体温や血圧も低いので

胃腸もまだ目覚めていません。

 

そのため起床後すぐは内臓温度を上げるために

温かく、吸収がよい白湯を飲むのがおすすめです。

 

注意点は熱すぎないこと。

 

おいしいと感じられる程度の熱さに調節しましょう。

あまり味気ないものばかりでも飽きてしまうので、

たまにはほうじ茶や紅茶などもよいでしょう。

 

東洋医学の見方では

【コーヒー】や【緑茶】は冷やす作用なので、

体温が高くなる昼~夕方に飲む様にします。

 

また【麦茶】も冷やす作用があるので、

温めて飲むとしても、冷え症の方には(特に冬は)あまりおすすめしません。

 

麦は漢方で言うと【甘味】であり、

【苦味】や【酸味】より冷やす作用は弱いですが、

水分を増やし潤す作用

があるので冷えやすくなるのです。

 

生姜紅茶やスパイスティー(チャイ)等もよいですが、

寝起きにすぐだと刺激が強過ぎるので、

まずはあまり混じり物のない白湯がよいわけです。

 

飲んだ直後は温まりますが、

しばらくすると気分が悪くなることもあります。

 

体温を上げるために【スパイス】や【薬用酒】

などもよいですが作用がとても強いので、

 

・一回の量を多過ぎず

・一日の回数も多過ぎず

 

に注意して使いましょう。

 

温まり過ぎると体温は発散されて体を冷やそうとします。

 

使い方によっては、逆効果にもなると言うことですね。

 

 

2、消化がよく胃腸に負担をかけないものを

 

朝食には胃腸に負担をかけないものを選びましょう。

忙しい朝は【カップスープ】など手軽でいいですね。

 

脳や筋肉のエネルギーになる糖質と共に、

体を温めるのに塩分も欲しいところです。

 

その日の体調や気分により、【お粥】や【お茶漬け】などもいいでしょう。

 

3、朝食として避けるべきもの

 

・繊維質の多いもの

・冷たい物

・生もの

・酸味と苦味(漢方的な栄養学)

・その他消化の悪いもの(脂っこい、粘っこい、味の濃い物など)

 

などです。

 

イメージしやすい物もあるでしょうが、

漢方的な解釈が必要なものについて説明していきます。

 

玄米なども健康にいいですが、繊維質が多く胃腸が疲れます。

最近では【五分づきの玄米】【麦】なども売っていますので、

白米と適度に混ぜて食べる方が体に優しいですね。

 

胃腸に負担をかけずに繊維質をとりたい場合は

【水溶性繊維】が多い【海藻類】がいいです。

 

【もずくスープ】や【わかめスープ】

など手軽でいいですね。

 

【ふのり】と言う海藻の乾物もおすすめです。

ふのりは東洋医学でも内臓を潤す作用が強いと言われています。

 

また、【酸味】と【苦味】は東洋医学では【冷やす作用】です。

 

  • 酸味の食品:柑橘系の果実(特に生食)、ヨーグルト、お酢など。
  • 苦味の食品:緑色の野菜。特に生食やスムージーなどは一番冷やします。

 

健康的と思われがちな食品、食事のとり方(野菜から食べる等)などは

【体を冷やす作用】である場合が多いです。

 

【栄養素】と言う観点と

東洋医学的な【食品の性質】の観点

を併用するといいですね。

 

 

4、食べ過ぎない・急いで食べない

 

胃腸が弱い体質の方は、

急いで食べたり、朝から食べ過ぎたりすると【腹痛】を起こしやすいです。

 

特に【朝食】は胃腸を動かす【スターター】のような役割で、

その後の【排泄】をスムーズにさせるためのものと考えるべきでしょう。

 

 

朝イチは白湯 → 少し時間を置いたらスープまたはお粥

 

などのパターンで、

基本的には【液状】か【流動食】に近いものを選びます。

 

これだけだとお昼前にお腹がすいてしまう、

と言う場合は、プロテインバーや大豆バーのような物を口にできるといいですね。

 

液状か流動食の朝食は、

ゆっくりとっても食事時間もあまりかかりません。

ゆっくりしたいけど、時間をかけられない朝には最適です。

 

体温を上げるにも消化がよい事からも

『パンよりお米がいい』と言われますが、

パンの方が胃が軽くていいと言う方もおられます。

 

個人差やその日の体調にもよりますね。

 

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