慢性疲労症候群・虚弱体質その3/具体的な治療法について

慢性疲労症候群・体質シリーズその3です。

今回は実際にどんな治療をしていくのか?について書きました。

 

1、内臓温度を上げる

慢性疲労症候群・体質の方の東洋医学の治療は、

まずは内臓温度を上げることをします。

 

これは体温計などの客観的な評価だけではなく、

体が温まりやすくなった、冷えを感じにくくなった、

などの自覚的な評価を第一の目標とします。

 

具体的には、お腹や脚のつぼにお灸をしていきます。

場合により背中や腕なども併用していきます。

 

鍼も使いますが、触れるだけの鍼(接触鍼と言います)、

または表面の皮膚にほんの少し引っかかっている程度の刺し方をします。

 

とにかく根本的な生命力が弱っていますので、

少しずつ体力をつけていく様なやさしい治療になります。

 

安定した体調にするには時間がかかりますが、

中でも【お灸】は早い段階で効果を感じる人が多いです。

 

また、市販のお灸で毎日ご自宅でやって頂くことで

より早い改善が期待できます。

市販のお灸は手軽ですが、弱った体の人は

やり方を間違えると逆効果になることもあります。

 

鍼でもお灸でも治療効果を最大に引き出すには、

“さじ加減”

が一番大切です。

 

専門家が一番こだわるところですね。

 

強すぎたら悪くしてしまう…

弱すぎたら何の効果もない…

 

その様なところを考えながら治療しています。

 

セルフの方法もそうした部分を

分かりやすく患者さんにアドバイスしています。

 

 

2、骨格の歪みを整える

お灸などの治療で内臓温度が上がり、体調も少しよくなってきた

と言う段階に入ってきたら、徐々に骨格の歪みを整える治療を加えていきます。

 

骨格の歪みは鍼灸治療だけでは取れません。

 

体の歪みは筋肉のこりをほぐしただけでは取れず、

骨の歪んだ角度・方向などをきちんと把握して

それを戻す様な力を加えなければなりません。

 

骨をつなぐ靱帯や、骨に近いところのインナーマッスル(深層筋)

などはその様な治療法でないと調整できないのです。

 

当院では骨をバキバキ鳴らしたり、

急に強い力で押し込んだりする様な治療はしません。

 

歪んだ部分にゆっくりと重さをかけていき、

筋肉と関節の両方を動かす様にしていきます。

 

3、運動療法(歪み調整体操)

そしてきき腕やきき足、日常の行動など、その方の体のクセを調べ、

それに合った歪み調整の体操を紹介します。

治療の最後の締めは、やはりご自分でやる運動ですね。

自分で動くからこそ、脳も体も【よいクセ】がついていくのです。

 

 

4、まとめ

この様な流れが慢性疲労症候群・体質の治療となります。

 

期間や頻度はその方によってばらばらで一概には言えませんが、

ご自宅でやって頂くお灸や体操などの

【セルフケア】、

そして【衣食住の注意点】

などに気をつけて頂ければ

かなり早い段階で効果を実感できるはずです。

 

 

・当院の治療にご質問のある方は、

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